最初に戻る:shinsei/事前準備
前へ:shinsei/電子証明書の準備
事前準備†
アカウントの準備†
アカウントとは†
アカウントとは、e-Gov(ほとんどは電子申請)にログインするときに使用する「メールアドレス」のことである。
アカウントの準備とは、2つの作業がある。
- メールアドレスを登録してパスワードを設定すること
- e-Govへメールアドレスを登録すること
アカウントの種類†
e-Govで利用できるアカウントの認証方法は3種類用意されている。
e-Govアカウント | e-govでID、パスワードを認証するアカウント |
GビズID | GビズIDと呼ばれる別のシステムに登録して、連携して利用するアカウント |
Microsoftアカウント | Microsoft社で認証するもの |
- マイクロソフトアカウントの注意事項
基本的に利用しない。
e-Govは法人利用が多いため、通常組織アカウントを使用する。
利用する前にあなたのマイクロソフトアカウントを管理している管理者、通常は企業等における情報システム管理部門の責任者へ相談すること。
- 社外のe-Govシステムで、組織(社内)のアカウント使用すること
- 必要に応じて共用IDを使用する可能性があること(個人ではなく担当部署等のアカウントが必要になる)
事前に相談し、許可をもらってから使用すること。
これとは対照的に、自宅のパソコン等を使用して個人でe-Govを使用する場合は自己責任(自分自身が管理者)で使用してかまわない。
- 大事なポイント
アカウントの種類とアカウントについて大事なポイントのため確認しておく。
同じメールアドレスで、e-GovアカウントとGビズIDを持っている。
e-Govにログインする方法は何種類あるだろうか?
正解は1つなのだが、その説明はどこにも記載されていない。
先に『認証方法』は3種類あると説明しているが、実はe-Govはアカウントとセットで認証方法を管理している。
なので、同じメールアドレスで複数の認証方法を許可していない。
正しいアカウント(メールアドレス)と正しいパスワードを入力しても、認証方法が違えばログインできない。
ここが利用者を混乱させているので、冗長な説明になったが補足しておく。
認証方法がとっても大事であることを認識したうえで、次の説明に進むことができる。
アカウントの選択†
e-Govで利用するアカウントは、主に3種類あった。
では、どれを利用すべきかは、利用したいサービスで異なる。
- 日本年金機構のオンラインサービスなどGビズIDのみに対応している場合は、GビズIDを利用する。*1
- すでにGビズIDを使用している場合は、GビズIDの利用でよい。
- よくわからない、または他のアカウントを持っていない場合は、基本的にe-Govアカウントを取得する。
アカウントの作成と登録†
既に持っている場合には、GビズID、またはマイクロソフト社の認証サービスを利用してもよい。
その場合は作成の手順を省略できる。
- e-Govアカウントの作成*2
アカウントを決めたらそれぞれ次の手順でアカウントの取得を行う。
逆にGビズIDやMicrosoftアカウントをすでに持っており、それを利用する場合は、アカウントの作成は不要である。
- e-Govアカウントの場合
メールアドレスを指定して取得する。
e-Govアカウントの取得*3
- 仮登録
メールアドレスを入力する。
- メール確認
入力されたメールアドレスに、e-Govから、アカウント本登録のためのご案内メールが届く。
そのメールに記載のある、アカウント本登録用のURLにアクセスする。
- 本登録
e-Govへのログインに使用するパスワードを入力する。
これでe-Govへメールアドレスとパスワードが登録される。
- GビズIDの場合*4
既に持っている場合、作成は省略できる。
- GビズIDを作成する*5
迷ったらGビズIDプライムを登録して、必要な書類を提出する。
- e-Govへログインする
GビズIDをすでに持っている、または発行された場合は、GビズIDへメールアドレスとパスワードが登録されている。
そのメールアドレスを使用して、e-GovにGビズIDでログインする。
初回にログインする際に、自動的にe-Govへメールアドレスの登録が行われる。
- Microsoftアカウントの場合
基本的にGビスIDと同じである。説明は割愛する。
次へ:shinsei/ブラウザの設定
広告